ジュエルその後、Anoectchilus albolineatusの場合 [ジュエルオーキッド]
写真を撮るのが面倒くさくて、3月以来ジュエルの更新を怠ってました。 東京ドームの世界らん展から早くも5ヶ月近く経って、ジュエル達はそれぞれに成長(徒長?)してます。今回からその中の幾つかを紹介しますです。第一弾はA.albolineatus。
アクランディエ 終了 [ラン]
先ごろ開花したばかりのC.aclandiaeがもう終わってしまった、原種洋蘭大図鑑には花もちは長いと書いてあるのに。株自体の力不足か環境が悪かったのか、1週間で力尽きてしまって残念。 朝、匂いがしないなあと思ってたら、翌日から黄変が始まって1日程でまるで別の花の様に変身! 有終の美を飾った。
これが、変色の始まり。 緑の地色が黄ばんで紫の斑点が滲みだした。
次の日には花弁すべてが紫一色に染まった。あまりの変貌ぶりに一寸びっくりだが、これはこれで美しい。この時点で見たらこう云う花なんだと思ってしまうかもしれない。
この数時間後、ガックリと首が折れて御臨終。 次回はもちょっと頑張ってね。
カトレヤ・アクランディエ C.aclandiae ('DarkAngel x BlackRock') [ラン]
’07の世界ラン展でS蘭園より入手したC.aclandiaeが2年の観葉植物状態から目覚め初花が開花した。え?たったの2年だったの? 何だかもっと長いこと待ってた様な気がするのは何でなんだろう? 1年中休む事無く成長を続け、葉っぱばっかり繁りまくってたからからな?
両親とも濃色っぽい個体名のシブリング(種内交配)で、緑色の地に濃い紫色のドットが目立つ花弁とリップの鮮やかな赤紫の対比が、花径は6cm程とさほど大きくない花を存在感あるものにしてる感じ。午前中にはワルケリアナよりツンとした刺激的な香りを楽しめるのも大きな魅力。見た通り流木に気根でしがみついてるだけなので、水遣りはこのまま毎夜うす〜い液肥入りのバケツの水にどぶ漬け1時間。翌日の昼頃にはカラカラに乾いてるスパルタ教育でやってます。一言で言ってとっても丈夫! 今回は初花なので1花のみだったけど、次の開花は輪数を増やすぞーっと思ってます。
こっちのブログも久々だなぁ。もちょっと頻繁に更新するよう心掛けたいと思いますです。
新雪の香(コオズ) [エビネ]
我が家は室内で咲かせているせいか早々と最後の1鉢が開花。 去年は作落ちして花はお休み、今年は2本立ちで来たが、本調子とはいかず小振りな花だった。一応コオズの白花なんだけど、検索してもまったく引っ掛からない。業者が適当に着けた名前だったりして(笑)
緑弁白舌(コオズ) [エビネ]
最近はちょっと寒かったりしますが、やっぱり今年は暖冬だったのか、もうコオズが咲き始めました。去年は4月4日に開花だったのが今年は3月中に咲き出してしまいました。この個体は毎年真っ先に咲き始めるのだけど、今年はちょっと早過ぎです。微かですがもう匂いがし始めてます。
株に力が無いと落肩咲きになり易い個体のようで、昨年は3本立ちでそこそこ良い型に咲いたのですが、今年は作落ちさせてしまいこのありさまです(T◇T)
Paph.GARRIR GLENN [ラン]
だいぶ前に撮ったのだけど、upするの忘れてました。
Paph.GARRIR GLENN コクロ系の交配種。特に際立った美しさもない平凡なコクロペタラムですが、その特徴はズバリ丈夫な事! 実はこの株、7年振りの開花です。7年間も鳴かず飛ばずだったのは、その前に1年以上に渡って14個も花を咲かせ続けてしまった事による、体力の消耗にあると思われます。その後のほとんど放置プレイ状態にもめげず観葉植物のフリをしてに生き延びてました。ほんっとに丈夫なんだと思います。ちょっと感動しました。